3Dinkとは

 3Dinkとはウェブ上でただ画面に表示されているだけの物体ではなく、別の何かと関連付けられることにより機能が与えられた三次元モデルのことです。これはすなわち、ハイパーリンクです。ハイパーリンクは日本語にすれば”超越参照体”とでも言うべきものなので、これに当てはめると3Dinkは”超越参照立体”です。
 3Dinkは3Dモデルによるサイトマップを構成できるようにすることを目標に立ち上げられました。よって、まずはページ参照のための3Dinkを開発しています。 また、この技術を応用させればページ遷移のみならずモデルからのモデルの参照、マルチメディアの参照容易に行うことができるようになり、更なるWeb上での3Dの利用可能性を広げることができると考えられます。
 ここでは、サイトマップとして利用したときの3Dinkの特徴について、アピールポイントを挙げたいと思います。


①視覚的でわかりやすい
②サイト全体をひと目で見渡すことができる。
③PCでマウスを使って操作しても充分分かりやすく面白いが、特にスマホやタブレットにおいて、直感的に触って、 操作することができる。
④ただ視覚的なだけでなく、配置によってサイト全体の構造を視覚的に把握できるためユーザが戸惑わないように できる。またこれにより使う人だけでなく、開発にも役立てることができる。


 まず、①ですが2Dより3Dの方が視覚的でわかりやすいというのは明らかです。2Dでうまく表現できないものを 3Dならより分かりやすく表せる例は数多くあります。立体を立体として表現できるのですから当然ですね。 これだけでもメリットですが、そんな世界にハイパーリンクを与えることができたらどうでしょう。 これはあらゆるモデルにハイパーリンクを与えることでいままでになかった新たな創造物を作るヒントにもなるでしょう。


 次に②です。視覚的でわかりやすいと言うメリットはここにも生きています。はっきり言ってサイトマップで スクロールをいちいちして目的のページを探すのは面倒です。ただページが多いだけならまだしも、 カテゴリ分けされておらず、ただのページの羅列ならうんざりです。しかし、3Dinkならそうはなりません。 なぜなら、ズームアウトをしてサイトマップ全体を見渡すことも可能ですし、 モデルがひとつひとつ独立しているから羅列に見えることもないです。


 ③は重要です。今までのリンクではただ平面を滑らせるだけの”ページ”であったものが、”空間”になるわけです。 より現実に近いものを操作できるのです。また、マウスでの操作ではマウスというものを介すのであまり直感的とは言えませんでした。 ところがどうでしょう、スマホやタブレットで使える3Dinkなら直感的に操作することができます。 ”触って”操作することによりさらに現実でものを触る感覚に近い形で操作することができます。 また、いままでのリンクの多くはテキストで貼ってあるだけのもので幅が狭く、スマホの小さな画面では押しにくく、 たまに間違えて思わぬ動作をしてしまうこともありました。でも3Dinkならモデル自体がリンクとなっていて、 ズームもできるから押し間違えなんてもうしません。

 さらに、これは少し技術的な話になってきてしまいますが、iOS SafariがWebGLに対応したのは3Dink Project始動直後のiOS8リリース時です。 他のOSを使っている人には関係無いようですが、iPhoneが世界的に見ても高いシェアを誇っているのは事実です。 つまり、何が言いたいかというと、これはスマホでもWebGLを使える環境が整ったということなのです。 デバイスを選ばずに使えるようになり非常に汎用性も高くなってきました。 Webで3Dを普及させるチャンスであり、今後WebGLを扱ったWebアプリが広まっていく土壌は既にできているのです。 逆にお世辞にもメジャーとは言いがたかったWebGLを活用 ≒ いままでに無かったもの、新たな使い方を編み出したとも言えます。 ここで、Webで3Dを使った実用的なアプリの開発に役立てるという点はかなりアピールポイントです。


 最後に④ですが、意外にもこれが3Dinkの原点であったりします。②のとおり文字の羅列から目的のページを探すのは わかりにくいと思いますが、カテゴリで分けても大変である場合があります。 開発者はよりわかりやすいようにと分野に分けてページを作るわけですが、ページが多すぎるとどうしようも無いです。 そこで3Dinkです。まず、3Dinkならページの幅や高さに制限されることなく、 多くのモデルを配置してハイパーリンクを作成することができます。さらにその配置を工夫して、例えば同じカテゴリ ならそのモデルを積み上げてみたりして配置を行えば、スッキリかつ非常に把握のしやすいサイトマップができると思います。 また、これは閲覧者だけのメリットではありません。開発者にも非常に有用です。 私の場合、サイトを編集していてその構造が非常にわかりにくくなってしまいました(フォルダの分け方も良くなかったかもしれませんが)。 しかし、そこが3Dinkの原点なのです。


 最後にここまで書いておいてなんですが、正直自分自身も3Dinkを使いこなせるかわかりません。 100%を使いこなせていないのは確かです。下のサイトマップもより分かりやすく効果的に配置できるかもしれません。
 より良い使い方はあなた自身で見つけてください。
3Dinkはあなたに、Webの世界に新たな風を吹かせます。

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